妊娠中、何気ない一言に傷ついたことはありませんか?
三つ子を妊娠中、沢山の言葉をかけられました。
その中でも、今でも忘れられないのが
「減退しないの?」
という言葉です。
悪気がなかったのかもしれない。
心配してくれたのかもしれない。
それでも、その一言は
私の心に深く残りました。
この記事では、三つ子妊娠中に実際に言われてショックだった言葉と、
その時のリアルな気持ちをお話しします。
減胎手術とは・・・
多胎一部救胎手術(減胎手術)とは、自然に、又は不妊治療の結果、多胎妊娠となった母親に、妊娠22週未満において胎児数を減らす方法
減退しないの?と言われた日
三つ子を妊娠していると分かってから、
最初の診察で説明されたのが
母体のリスク・胎児のリスク、減胎という方法もあるという事。
そして、
周りからも沢山の言葉をかけられるようになりました。
「すごいね」
「大変そうだね」
そんな中でも、一番忘れられない言葉があります。
「減退しないの?」
という言葉です。
職場の同僚に、休職する旨を伝えたときに言われた言葉でした。
頭が真っ白になった瞬間
その言葉を聞いた時、正直、何も言えませんでした。
減胎という選択肢があることは、何度も病院でも説明を受けていて
ぞの時には、もう「産む」 という選択肢をとっていました。
とても重くて、簡単に口にしていいものとは思えません。
それなのに、余りに自然に、
軽く聞かれたように感じてしまったからです。
すでに「命」だった
お腹の中にいる子は、三人とも
大切な私の子ども 「命」 でした。
どの子も同じくらい大事で、
どの子かの命を「減らす」という選択肢を簡単に考えることはできません。
だからこそ、
「どうしてそんなことを簡単に言えるんだろう」
と、悲しさと戸惑いでいっぱいになりました。
悪意がないと分かっていても
今振り返ると、
いった人に悪意はなかったのかもしれません。
「体のことを思って」
そういう気持ちだったのかもしれません。
でも、妊娠中の言葉は、
想像以上に心に残ります。
何気ない一言でも、
ずっと忘れられないものになることがあります。
減胎という選択肢について思う事
ここまで読むと、
「減退を否定している」と感じる方もいるかもしれません。
でも、そうではありません。
減胎という選択は、
母体の安全や赤ちゃんの命を守るために、医師としっかり話し合って選ばれることもある、大切な選択の一つだと思います。
実際に、体の状態や状況によっては
その選択が必要になる方もいると思います。
だからこそ、私は
どちらの選択も、簡単に他人が口をだしてはいけない事
だと思いました。
大事なのは「当事者」のきもち
3人育てるという選択も、減胎という選択も
どちらも、とても悩んで考えた上での選択です。
正解・不正解で分けられるものではなく
それぞれに理由や背景があります。
だからこそ、
その選択をした人が、
後ろめたさを感じたり、否定されたりする必要はないと思っています。
私が伝えたいこと
今回の記事で伝えたかったのは、
「減胎が悪い」という事ではなく
妊娠中の人に対して
その選択を軽く聞く言葉が、どれだけ重い言葉であるのか
という事です。




